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荒地仕上げ

2018年02月07日 | 工房日記 | Comment(0)

2018/02/07

 

 行き当たりばったりの「イチョウの端材・トレー」、習作のつもりなので、今日錆び付け漆を塗って全体のバランスをみます。母体は黒中漆の拭き漆、中央部は、渋い荒地仕上げにするつもりなので次の一手を考えます。

 

朝の記録です。

 

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午前中は、この時期恒例の確定申告作成ソフトと格闘です。

 

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お昼は、ありあわせのもの。これで十分です。

 

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午後からは「イチョウの端材・トレー」を取り出して → まずサンディング → 上新粉糊を作って → 砥の粉とブレンドして → 黒中漆の錆び付け漆を作ります。

 

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2日前のNHKのドキュメンタリー番組「日光東照宮・平成の大修理の舞台裏」見ましたか?

スケールこそ違うものの、塗師の棟梁が悩みに悩んで何をどのようにして塗るか決断してましたね。よ~く分かります。ポイントは、やはり湿度と温度でした。

 

この冬場は、本来ならば漆塗りの季節ではありません。専門家は乾燥させる条件を整えて作業をしています。今日は、のり漆に砥の粉をブレンドした錆び付け漆で乾燥条件を安定させます。

 

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