母の生まれ故郷を訪ねて(その②)
2024/07/03
今回の「母の生まれ故郷を訪ねて」には宮崎に行くのならば、最初から日南市役所を訪ねよう!と考えていました。理由は、飫肥杉は油ッ気があり弾力性があってしかも水に強いとの特徴があるのに、ほとんど木工製品には使われていないのです。(昔は木造船の材料として重宝されていた)現代のネット社会において、いくら探しても企業が事業化している気配がないのです。唯一、日南市役所にはスギ課がある!とのブログの記事を見つけたので、それを頼りにレッツゴー・・・でしたが?。
小さな車に大の大人が5人肩を寄せ合って勇躍、日南市へ。宮崎市からは40Kmほどあります。
受付で、スギ課に行きたいのですがと尋ねたら、現在はありません!。2階の水産林政課へ行ってください!とのこと。そらきた、やっぱり何かがおかしいと思いながらも2階へ。
2階の窓口で、このブログを見て飫肥杉のことをお聞きしたくて来たのですが・・・と切り出したら、そっけなく、もうスギ課はありません。15年ほど前のプロジェクト創世の時にはあったのですが・・・。その後もお役所の対応らしく責任ある言葉を一言も言わないのです。
では、このブログにある「飫肥杉の割り箸」は何処に行ったら手に入るのですか?との問いに、
「ハイ、ここ(市役所)で取り扱っています」ときたもんだ。
使い捨てではもったいない割り箸でした。一善75円。50善購入。本日宅急便で届きました。
その水産林政課の話では、飫肥城内の観光施設に木工製品を置いてあるお店があるけれど、今日は月曜日なのでお休みです!ときたもんだ。どこまでもついていません。でも行ってみました。
でもでも転んでもただでは起きません。観光案内所のおばちゃんが一生懸命説明してくれた、近くにある工芸品の製作所に電話して訪問することに。その前に飫肥名物の手焼き煎餅をゲットしに。なんと煎餅のなまえが「おきよせんべい」。私の母の名がキヨ。このお店の先代のおばあちゃんも同名の”おきよ”さんだったとのことでした。これも本日宅急便で届きました。
ここ↓は日南市松永241の(有)谷材木店です。ここで見つけた御幣木串(神社のお祭りの時に
ひらひらを挟み込む串)をお箸に転用できそうなので後日オーダーすることに。飫肥杉材です。
本日の〆のショットは、美味しいカツオのたたき丼と道の駅フェニックスからの眺めをどうぞ。