
小端口の面取りに四苦八苦
2024年07月11日 | 工房日記 | Comment(0)
2024/07/11
本日も妙な天気。屋上工房で雨雲とにらめっこするよりも落ち着いて作業できるところ、集合住宅の工作室を借りました。(角材7枚と大工道具・工作道具を持って行くのが大変なんです)
じっくり取り組みたい仕事は杉角材の皿の小端口の面取りです。最初に新しい方法でやってみました。従来は縦に固定して鋸をいれたのですが、今回は横に固定して鋸を斜めに挽く方法です。
見事に失敗。鋸を斜めにして横方向に挽く!ってのは大変難しいことが分かりました。従来型の縦に固定して鋸を体の中心線に置いて、下に向かって挽く!です。それでもちぐはぐになります。7枚の内1枚だけ、だから1/14の確率で1面だけスパッと下まで切れました。
最後の一枚になってから、なぜいったん決めたラインがずれていくか分かりました。素材の皿を固定しているシャコ万が鋸の引っ張り力に負けて材が移動。お尻が浮いていたのです。
小端口の切り口がちぐはぐになっている部分をカンナで成形します。粗々仕上完成です。