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三様三態
2024年07月22日 | 工房日記 | Comment(0)
2024/07/22
今手掛けている作業は3つの作品を同時進行的に進めています。どれもこれも思い付きで進めているわけではなくて、仕事の手順や作業時間のかかり具合、仕上がり時期を考えながら手を広げています。今日は三様三態の作業内容の紹介です。
まず、杉材の角皿の制作を受けた時に預かった耳付きの比較的大きな端材の両端を整形します。
両端の整形に先立って表裏を2mmづつ自動カンナをかけてあります。今回は手動カンナです。
その②、杉皿の節穴を漆剤で埋めます。砥の粉+小麦粉+生漆のパテを作って埋め込みます。
その③、宮崎から持ち帰ったフクロウの素材をフクロウらしくデフォルメします。くちばしを
彫って⇒黒中漆を入れ⇒乾いてから眼底部分に生漆を塗ってから代用金粉を蒔きます。