”ウイーンの香り”を聴きに
2018年02月05日 | 工房日記 | Comment(0)
2017/02/05
普通”ウイーンの香り”とくれば、ウインナー・コーヒーの香りを連想すると思いますが、今日は、”ウイーンの香り「ピアノ・ベーゼンドルファーの調べ」”と題するミニ・コンサートに行って”ウイーンの香り”を聴いてきました。
朝の記録です。
「イチョウの端材」はどんどん姿を変えて、中央の麻布貼りを成形してサンディングします。
お昼は「にしん蕎麦」でした。→ 午後からは「イチョウの端材」の塗りに入ります。
今日のミニ・コンサートの会場は、我が家から5分のマンハッタンホテルの2Fロビーでした。この場所で室内楽を聴くのは初めてですが、ステージの背中には反響ボードが備え付けてあるし、全体の構造も天井が高いシューボックス型をしています。なによりも、満員のお客様の 服装が適度な吸音効果を醸し出してやわらかい・優しい音響でした。
今日は、クラリネット奏者をベテランのピアノ伴奏者がサポート役に回ったコンサート形式なんですが、主役はベーゼンドルファーのグランドピアノです。このクラシックデザインのショパンモデルは、日本では、この1台だそうです。
わたしも、ベーゼンドルファーの音を聴くのは初めてでした。先日まで読んでいた杵淵直知氏の
書簡集(ヨーロッパの音を求めて)によると、「ウイーンの音には共通の地盤がある。オルガンも声楽の発声もシンフォニーも、その麗しさ、やわらかさ、壮麗さにおいてベーゼンドルファーと共通の物を持っている。いわゆる民族の音だ!」・・・と。
帰路、アウトレットのカイザーでウイーンの香りを楽しんできました。
[本日のおまけ] 午後5時半の夕焼けです。