新木場まで出かけて大正解
2017/03/11
今日で東北大震災から6年目となりました。この日になると、あらためて天変地変や未曾有の大災害に太刀打ちできない人間の無力さを思い知らされます。ただ祈るだけ。午後2時46分合掌。
今朝の空模様はパスして朝食の記録だけUPします。
いつでしたか、閑話休題で大きな鏡の袴を造る記事稿をUPしたまま、ほったらかし。3月中に何とかしようと重い腰を持ち上げて新木場の材木問屋に材料探しの小さな旅へ。
まず「もくもく」。ここは精度の良い材が多くて、木工のプロもアマチュアも宝探しに来ます。
探し物にぴったりの角材(米栂材)を見つけて製材してもらいます。待つこと5分、ストレスはまったくなし。おまけに、材料費+工賃で1,500円でお釣りが・・、ここに来て大正解でした。
次に新木場に来たら必ず寄る「阿部清商店」。ここは、”ときめきランプ”を制作する際、台座を大量に挽いてもらった所。いつ行ってもスプルス(アラスカ檜)の端材が格安で手に入ります。あれとこれと、こっちもと自分で引っ張り出して、全部で1,500円なり!。
午前中の残り時間で、昨日塗った作品の毛羽立ち落としをします。なぜか、今回の「木魚」はテカリがあるので、3M SupereFineで磨き落とします。「菓子器」は、3M MicroFine で。
午後一番で、これも気になっていたバイクのエンジンがかかるかどうか?・・・。やっぱりダメで、遠山ホンダにSOS、ピックアップに来てもらってドッグ入りの羽目に。
午後からは、上塗りです(「木魚」の画像は省きます)。栃材の菓子器には、切削傷が残りましたが、この後の塗で廻りと同化してくるのでそれほど心配なし。それよりも、木理が劇的。
一段落してから、娘宅の大鏡の袴のサンディングと墨出しです。途中でハタと気が付いて、、、
娘宅に飛んで行って、再度、精密測定したら、タテヨコ2mm違ってました。図面に落とし込んで現物に落とし込みます。あのまま進んでいたらと思うと、ほっと一安心。