
「菩薩形坐像」の彫り完了
2017年02月21日 | 工房日記 | Comment(0)
2017/02/21
去年の暮れから手がけていた「菩薩形坐像」なんですが、やっと彫りの作業を終わらせました。受動態で表現した通り木彫サークルのペースに合わせて進行させているので、私の性分としては間尺に合わないのです。次の作品の素材を入手したので、この辺でエンディングにします。
昨日の春二番にとって代わって、またまた北風ピープーです。
最近、外来種のサラダ菜(アイスプラント)が良く出てきます。シャキシャキ感が売り物。
昨日、焼き焦がして木地固めをしたミルクカップがいい感じなので、残りの3個も同じ手法で追従します。右の画像のカップは、焼いたら中から松脂が染み出てきました。
まず昨日木地固めをしたカップを黒中漆で上塗りして → 残った漆を外に持ち出して塗ります。
次は「木魚」の上塗りです。このところ下地つくりのコツを覚えたので塗りもスムースに。
午後一番で「しょいか~ご習志野店」に行き、作品補充です。
「菩薩形坐像」は細かい所に手を入れて、眼を書き込みます。その後、まんべんなくサンディングして、最後の最後に開眼させます。強面つくりの得意な私としては優しい顔になりましたね。
[本日のおまけ] 北風ピープーさん、ありがとう!!午後5時半の夕焼けです。