
金矢割り
2017年02月15日 | 工房日記 | Comment(0)
2017/02/15
毎月第3水曜日は木彫サークルの日です。今日は、放送大学の第2講義室での作業でした。
と言うことは、木槌でノミを叩くような作業はできません。(校舎内での騒音規制があるため)
でも今日は、檜の丸太を叩き割って素材を作り出す作業があります。どうしましょ?
朝の記録からスタートです。
こんな状況を押野先生は何回か経験しているようです。玄関先で次の作品の寸法を出して、
やおら裏庭に移動。大きな玄能と金矢(まきを割る楔、今回の場合は金属を切る鏨)を取り出して豪快に打ち込んでいきます。たった10分。3カ所に打ち込んで台形の柱を取り出しました。
今日は先生頼み。先生の作品をお手本に、鼻と口周りに「この一刀」を入れてもらいました。
あとは自力で鼻を持ち上げて → 口周りを彫り込んで → 顎のラインを柔らかくしました。
その後木彫サークルの役員会。次回の役員互選の話をめぐりお昼抜きでいつの間にか2時間。
帰宅してから、昨日上塗りしたラオスの松材のお盆とミルクカップのサンディングです。