節材との格闘
2024年05月14日 | 工房日記 | Comment(0)
2024/05/14
杉材の角皿つくりは目下、皿の部分の彫り下げ中なのですが、純目の材と節材とでは労力は
10倍くらいの差があります。
当然使う道具もちがって、節材は掬いノミでは彫り切れないので、とんかちと平ノミを使って下処理をします。その後に掬いノミでしあげるのですが奇麗には仕上がりません。
純正目の材には掬いノミがスイスイ入って、逆目だけに注意すれば失敗はありません。
片や節材は、掬いノミがひっかるは目が渦を巻いているので、何回かに分けてノミを入れます。
前回、迷路に入った折敷!とアップしましたが、それでも残りの9枚を製材しました。