折敷、迷路に入ったみたい
2024年05月11日 | 工房日記 | Comment(0)
2024/05/11
シナ合板+MDF合板の折敷は手こずっています。シナ材もMDFも油煙煤入りの漆を素直に吸収しないのです。結果は濃淡が出たりまだら模様になっているのですが、実験的にこの折敷はこのままもう一段階進めてみます。今日は1回目の生漆での上塗りです。
木地固めが乾いてから→毛羽立ちを取って→上塗りを始めましたが、明らかに不安定です。
もうひとつの作業、杉材の角皿は小端口から掘り始めます。皿の命とも言える縁周りを決める
部分なので丸ノミでマーカーをするように丁寧に丁寧に進めていきます!
小端口の縁彫りが終わった7枚の杉材 → 次は導管に沿った直線部分の彫り下げです。今日は天気がいいので明るい屋外でと思ったら、風が強くてほうほうの体で室内作業部屋へ撤退です。