建水づくりスタート

2023/11/29

 

　建水（けんすい）は茶道具です。お点前の時に余ったお湯を受ける器です（実は私もつい最近まで知らまかったのですが^^:、おまけに竹製の物もあるのです）。10月下旬に竹山から切り出してきた極太の孟宗竹がいい感じで乾燥したので、建水作りをスタートしました。

 

その前に孟宗竹のぐい飲み猪口の完成報告です。中敷きの麻布張りもパッチリです。

 

 

では孟宗竹の加工です。まず節から節の間を荒っぽく切断してきたので、長さ8cmに切りそろ

えます。でも言うは易し行い難しなんです。直径が13cmあるので真っ直ぐ直角に切れるかどうか！が問題です。一計を案じて、発泡スチロールのブロックを利用して加工ジグを作りました。

 

 

直角切断は体の軸を動かさずに、目線はブロックの縦横ラインを見ながら一気に切ります。

そして高さ8cmはケガキで傷を付け　→　先ほどと同じ要領で真上から鋸を弾いていきます　→　厄介なのはブロックの中央に置いたので太い竹筒を回転させながら切らなければなりません　→　次に節の部分の出っ張りをカンナで落とします。表層にもカンナを掛けるのでまだまだです。