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孟宗竹の下地造りと塗り

2023年10月19日 | 工房日記 | Comment(0)

2023/10/19

 

 孟宗竹の塗り方をいろいろと試しているのですが、これがベストと言う方法がまだ見つかりません。基本的には竹は漆を吸わないので、表層を何とかしなければなりません。表層を炭火で焼くのが古来からの方法で釣り竿作りなんかで使っています。今までは表層をごしごしサンディングしていました。番手を#100から#360まで5枚くらい変えながら仕上げるのですが、これって地道な仕事の連続でやになっちゃうのです。

 

前回からノミと小刀を使って一皮むく方法を取っています。そしてその後サンディングです。

 

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サンディングは#240と#360の2枚だけにしてみました。ところが、黒中漆+油煙煤のブレンド漆を塗っても跳ね返されて浸透していきません。刃物で表層を取ったのでつるんとしています。かたやサンドペーパーは傷を付けながら削るのがいいのかも知れません。途中でやめるわけにもいかないので、今回はこの方法で進めます。また違った感じの竹筒花王になるかもしれません。

 

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