秋の工芸品祭りの準備(その6)
2020年10月10日 | 工房日記 | Comment(0)
2020/10/10
動物の彫り物に目を入れるのがむずかしい~~。
一番小さな彫り物には中心点に漆を盛ると表面張力で丸みが出ます。だんだん大きくなるに
つれて円を描くのが難しくなって表面張力も均一でなくなり、不安定な仕上がりとなります。
久しぶりに朝食メニューから。(サツマイモが美味しい季節ですので副食に・・・)
大きなまねき猫は目の部分の彫りが均一ではありません。金ヤスリで凸部分を取って、凹部分
には粘度の強い漆を置いて表面を均一化します。(乾いたら水研ぎする)
中くらいの彫り物までに目を描いていきます。”大きなまねき猫”を含めて大きな物は真円が描けないので、一計を案じて丸シールに漆を載せて乾かし張り付ける作戦です。うまくいくかなぁ?