
ケヤキ材丸盆の塗り(最終回)
2020年03月23日 | 工房日記 | Comment(0)
2020/03/233
錆地とは何でしょう?。錆び付け漆で木肌を整える手法は、本漆塗りの下地として使われるほか本片地塗り(輪島塗の下地塗り)の最終工程としても使われます。拭き漆では下地つくりの概念がないので、私以外に使う人はいないでしょう。理由は貴重な漆が使い捨てになるからです。私の狙いは、滑らかでしっとりとした木肌への変身です。
三食メニューの記録です。
今日のひと仕事は、4月の工芸品まつり用の作りだめです。洗濯板(小)のトリミングから。
昨日の錆び付け漆で狙い通りのしっとり肌へ → 最終塗りとしてうっすらと生漆を拭きます。