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錆び付け漆の真髄

2019年01月31日 | 工房日記 | Comment(0)

2019/01/31

 

 年齢を重ねると時間が早く過ぎるように感ずるのはなぜでしょう?。このあいだ、”チコちゃんに叱られる”でやってましたが、答えは、「子供にとっては何事も新鮮で何事にも興味を持つので時間が経つのが待ち遠しくてならない!」ことの裏返しだそうです。何を言いたいかと言うと、今日で1月はオシマイ。何をしてたか思いだせないのに、あっという間に1か月経ちました。

 

朝の記録です。

 

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午前中はその他にもやることがあったので、昨日木地固めをした素材の毛羽立ち落としだけ。

 

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放送大学は期末試験の真っ最中。2/8(金)のシンポジューム「日本人と第九」の申し込み。

 

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今日のひと仕事は、生漆の錆び付け漆による荒れ肌の整地です。木端口やディンプルの部分でスカスカになっている所に摺りこみます → 乾燥が進むので錆び付け漆にはラップを掛けます。

 

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ラオスの松材は堅いので導管部分は漆の吸収はなく、導管と導管の隙間に手で漆を摺りこみます → そして強い力でウエスで拭き取ると一体感が出てきます。錆び付け漆の真骨頂です。

 

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