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今日のひと仕事(真竹に鉄媒体染液)

2018年12月23日 | 工房日記 | Comment(0)

2018/12/23

 

 木材に下地塗りとして鉄媒染液を塗って、その上から生漆を塗るとなぜ黒くなるか?。

最近、はは~ぁんとうなずけるようになりました。生漆から黒中漆等の黒漆へ加工変身させる

役目は、”鉄分”だったのです。

 

朝の記録です。

 

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これからは私の仮説です。材の浸透性によって鉄媒染液の浸みこみ方が違い、その差によって

表現する黒の色合いが違うのです。たとえば、イチョウや栃はまっ黒く杉や松は赤黒くなります。今日は、浸透性の悪い”竹”だったらどうなるのか?やってみました。

 

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上の仮定の答えは、明日、生漆を塗らなければ分かりません。今日は、すでに答えが出ている

小物類の上塗りをします。より個性が出てくると思います。

 

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