「香炉」上部の彫り、完成です

2017/05/11

 

　「香炉」の上部、彫りのテクニックとしてはかなり難度の高いものだったと思います。

特に、しなやかなイメージの手先をどう掘り出すか、指先の先端が木端口にあたるのでいくら削っても滑らかな表面が出せないこと（結局はヤスリの力を借りた）等々、満足できるものではありませんが、今日で完成とします。

 

 

朝の記録をUPしておきます。

 

 

この時期バラが綺麗ですね～。

 

 

さてさて一段落してから小道具類を用意して、最後の仕上げです。傷取り・凸凹取り・削りかすの除去・表情だし等々、キリがありません。途中から新しい#120の布ペーパーを取り出して、指の隙間と指の表面の丸み付け。なんだかんだ午前中いっぱいかかっちゃいました。

 

 

午後は放送大学へ。お昼はカレーライス\410.-なり　→　第８章「言葉の洪水」の予習です。

 

 

帰宅してから、指先周りのファインサンディングをしてから、爪を書きます。爪は彫らずにアウトラインを書いて内側には艶出し漆を塗る予定。これで彫りは完成です。