
「秋葉大権現」(進捗度やっと3)
2017/03/04
今日は木彫サークルの活動日でした。
木彫で、彫り代や削り代は少なければ少ないほど、はかが行く(”はかが行く”って使いますよね!)ので、ここはノコギリの出番である。でも、「秋葉大権現」はノコギリを入れる箇所が少ないのです。と言うことは、あとはほとんどノミを振るうことになりそう・・・。
まず朝の記録から。早く春にならないかなぁ~と待ち望んでいるのに、はっきりしません。
午前中は木地固めの予定なので、今日塗るものをもう一度磨き直します。
黒中漆をテレピン油で薄めます。うすめると言っても、トロ~リと滴るくらいがベスト。
ところでテレピン油とは、日本語である。英語名はTurpentaine。日本では「松根油」と言った方が通りがいいかもしれない。はい、マツ科の樹木から得られる松脂を蒸留して作る精油です。
5年前、フィリピンでワークショップで使うのに空路持って行けずに、現地で散々探して探して、やっと画材道具屋さんで見つけました。その時テレピンオイルでは通じなくて、辞書読みのターペンタインですんなり。
ところで切られ与三郎の「木魚」は、金ヤスリの傷跡が消えないのと修理用のボンドに漆が入っていかないので、おどろおどろしい顔つきに、、、まるでフランケンシュタインだ~~。
最後に南洋材のトレーのお化粧直しです。約10年前の作品で、中央の麻布張りを試したもの。
午後2時から木彫サークルです。先生に縮尺度とノコギリ線を確認してもらっれ裏庭へ・・。
ノコギリが入るところ=直線的にカットできるところは、あと数か所しかありません。それも、
ちょこちょこと。サークル活動が終了した後は、会の年度末の総会です。
[本日のおまけ]
書き終わってから調べたら、”はか”は、進捗の捗(はかどる)でしたね。^^: