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地の粉蒔き塗り

2017年02月09日 | 工房日記 | Comment(0)

2017/02/09

 

 今日は一転して雨模様。もしかして雪になるかもしれません。春になるまで2歩前進1歩戻ってまた前進です。あっ!、この日記の下書きを書いている最中にみぞれになりました。

 

朝の記録を6コマ連続で・・・。

 

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ベトナムの竹皿をなんとかします。取りいだしたるものは、生漆と地の粉。

 

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生漆を地の粉蒔き塗りの接着剤として使います。気温が低く漆の乾燥速度が遅いので、今日の場合、じっくり事を構えて蒔きにかかることができます。使う道具は使い古した「茶漉し」です。

普段の拭き漆とは逆で、隅々までまんべんなく生漆を塗ります。そして上からパラパラ~~。

 

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お昼を挟んで裏側全体に地の粉を蒔きます。持ち手は、蛸の吸盤。

 

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引き続きラオスの松材の棚材を黒中漆で木地固めします。

 

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午後3時半、窓の向こうは霙(みぞれ)です。

 

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