ベトナム竹皿
2017年02月07日 | 工房日記 | Comment(0)
2017/02/07
昨日手に入れたベトナム製の竹皿を思うところがあって取り出しました。
本日も天気晴朗なれども大風でした。
続いて朝食メニューと春のよそおいです。
「木魚」の出来上がりを確認して納品の準備です。
ベトナム製の竹皿でトライしてみたかったのは、地の粉を使った下地塗りです。輪島塗は本名を「本堅地塗り」といいますが、その堅牢な下地塗りのことを指します。地の粉は珪藻土を焼いて粉末にした物。まず、のり漆を作ります。→ 生漆に約3割の糊を加えます。→ 水分を補充しながら粘度を調節して → 地の粉を加えます。
良くブレンドしてヘラで竹皿の目に擦りこむようにして → そしてタンポでダメを押します。
せっかく塗り広げて押し付けた下地漆を拭き取ります。より平坦化することが目的なんです。
乾燥室に入れて、 → 1時間後 → 4時間後 の変化です。