節との格闘

2024/06/06

 

　シナ合板＋ＭDFR材の合体折敷の塗りに入ったのですが、裏側のMDF材にはブラックのオイルステインを塗ることにしました。MDF材は細かく粉砕した木材等を板状に成形したものです。

サンディングすると分かるのですが、削りカスはパウダー状です。と言うことは大変吸湿性が良く、漆を塗るとどんどん入っていくので漆だと採算が合わないのです。

 

45°の縁周りを塗って、表面塗りに入ったらいきなりオイルステインを吸い込まない部分が現れました。ここは商品ラベルが貼ってあったところ。もう一度サンディングして塗り直しです。

 

 

杉材の角皿は節が３個もある作品です。ノミの表刃でかなり抉り取り　→　その後、従来通りの彫りを掬い刃で続けること2～3回。やっとフラットになってきましたが、大きな節穴が・・・。

 

 

昨日の夕方の風景。

 

 

今日は折敷の縁周りの整形です。マスキングテープの隙間から入った塗料を落とします。