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ラオス松材カトラリーの塗り

2022年03月07日 | 工房日記 | Comment(0)

2022/03/07

 

 季節がだんだん移ろいで冬場の塗りのいちばん辛い条件が遠のいていきます。漆もチューブ

ごとほんのりと温め、室は電熱座布団+温水霧吹きで温度と湿度の条件を整えてから仕事を始

めます。今日はその手間のうち温熱座布団を除いてナシ、春先の塗りになっています。

 

急須の蓋の金継ぎ部分は最後の最後にノリ漆で表面を整えます。(乾いたら水研ぎです)

 

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先日、二酸化鉄の培養液を塗ったケヤキ材の作品は蜜蠟かなんか塗ってあったようで木地固め

の漆液が浸透していきません。片やラオスの松材はいい感じで吸い込んでいます。

 

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ところが、塗っている途中で漆液(黒中漆の5倍希釈液)が足らなくなってしまいました。

 

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