拭き漆工房うたせ
拭き漆工房うたせについて

純目と逆目

2020年03月25日 | 工房日記 | Comment(0)

2020/03/25

 

 今手掛けている洗濯板はブナ材です。ブナ材ははっきりした導管がないので、純目と逆目の見分けがつきません。何が困るかと言うと、逆目からカンナを掛けると刃が奥まで食い込んで(ささくれ立って)後処理に困ります。今日は一計を案じて逆目を逆の方向から削ってみました。

 

朝食と昼食の記録です。

 

IMG_5986 IMG_5988 IMG_5995

 

ブナ材の洗濯板を削りはじめて思案六法。逆目の場合、カンナを押して削るか純目方向から削るしかないのですが、これがなかなか難しいのです。一計を案じて、材の固定位置を変えて逆方向から削ってみました。

 

IMG_5989 IMG_5990 IMG_5998 IMG_5992 IMG_5993 IMG_5994

 

ちなみに純目の場合は、この↓通りいとも簡単なんです。

 

IMG_6001 IMG_5999 IMG_6002

 

桜は遠くから見るのに限りますね。午後5時半、公園に降りて行ったらこの通り。

 

IMG_6004 IMG_6005 IMG_6011


ホーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>