この一手
2019年07月08日 | 工房日記 | Comment(0)
2019/07/08
縦長花瓶の受け台は試行錯誤しながらも結構いいところまで来ました。今日は、掘り下げた
花瓶の受け穴の底!の底をフラットにするこの一手を打ちました。
朝の記録です。
お箸の作りだめ(その2)です。材は栗。漆を塗るとなかなかいい味が出るのですが、下仕上げ
(逆目立ちを取ること)が需要なプロセスです。#600で研磨して#3000の化繊材を使います。
縦長花瓶の受け台の底はドリルでもんだ痕跡が取れません。ルーターのビットを使って取れるだけ取って砥石で平たくするのが精いっぱい。木工旋盤で挽いてもらえば簡単なんですが、なんたって手作りがウリですから何とかします。
底をルータービットでさらった削りかすを集めて → 生漆とブレンドして → ボテッと!
置いて → 押し板にテレピン油を塗って → 鏝代わりにして押し広げます。
栗材のお箸に1回目の上塗りをします → 梅雨の晴れ間に赤とんぼに似た○○アカネが群生。