久しぶりに銀継ぎ

2019/06/24

 

　この２週間、自家用の陶器類に欠け継ぎをしています。陶器は漆を吸わないので乾くまで時間がかかります。うっかり漆にさわると、もう一度やり直し。だから、乾燥室に入れたままほったらかして、思い出したように次の段階に移ります。今日はそれでも最終行程の銀継ぎです。

 

朝の記録（空模様と朝食メニュー）をどうぞ。

 

 

ひと仕事目は、縦長花瓶の受け台のモックアップを作ります。100均の発泡スチロールのサイコロを利用して外形のモデルを決めます。まず１個目は下部→正方形、上部→円筒形です。

 

 

ここで飛び込み仕事。カミさんが買ってきた自家用のサラダボウルのすわりが悪いので、いっそのこと全部ウレタン塗装をはがして漆を塗ります。今日は裏側のサンディングでおしまい。

 

 

その次は銀継ぎ。代用の銀消粉を振る前に生漆を薄く塗ってうっすらと乾くまで待ちます。

 

 

銀消粉の振り方は、小さな刷毛に銀消粉を取って刷毛をふるうとパラパラと落ちてきます。