栃材の塗り
2018年12月11日 | 工房日記 | Comment(0)
2018/12/11
栃材の塗りは難しい。加工された木地は、加工する前の寝かせた期間によって(乾き具合によって)漆への反応が違うのです。今回の物は若い木のような気がします。
朝の記録です。
見出しの愚痴は、何時もと同じような手順で作業しているのに、伝わってくる手応えが違います。まず、サンディングのさい、乾いた細かい削り粉が出ないで粘りっ気のあるカスが出ます。
そして上塗りしても吸収よりも反発力を感ずる手応えなのです。(すっと吸収されない)
まあ、前回からウエスに代えて和紙を使って拭いているためかこちらも肌理の粗さを感じます。