拭き漆工房うたせ
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難しい判断

2018年03月12日 | 工房日記 | Comment(0)

2018/03/12

 

 むかし、バーナード・リーチが合漉椀で名を成した「角偉三郎」の工房を訪れて、中塗りの済んだ作品を見て、”もう、これで十分じゃないか?” との問いに、「角」は”漆塗りには限界がないのです”と答えています。とは言うものの、後期の「角偉三郎」の作品には、自由闊達な表現が多く残されています。上塗りは、どの辺で仕上がりにするか?難しい判断が強いられます。

 

朝の記録です。

 

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ダニエル・太郎がジョコビッチを破る大金星!。開催場所はカリフォルニア州のインディアン・ウエルズ。錦織が風邪で棄権、その代りをダニエル・太郎が埋めてくれました。(TV放映のこと)

 

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プリンターのインク・(グレー)を探して東奔西走。山田電気でやっと見つけました。

 

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名人クラスの作品作りとは違う悩みなんですが、これで足りているか?もう一度塗ったらどうなるか?、迷人はいつも難しい判断をします。拭き漆は限界を超えるとテカリが出るのです。 今日は、微妙な味を引っ張り出すためにウエスに薄~く上生漆を馴染ませて、そぉ~と拭きます。

 

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今日の午後は温室状態のダイニング・ルーム。特等席で機を織るカミさんの図。

 

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