
麻布張りと和紙貼り
2018年03月07日 | 工房日記 | Comment(0)
2018/03/07
昨日のタイトルも○○と××、今日は、麻布貼りと和紙貼りです。
朝の記録からスタートします。
麻布は秋田杉の花王の裏側に、和紙は栓材の大皿の裏側に貼ります。いずれも裏側にアクセントを付けるため。小分け切りにして → マーカーで印をして → 大雑把に円にします。
まず、「屋久杉の箸置き」の3度目の上塗りです。脂分が反発して秋田杉と好対照ですね。
糊漆をつくります。上新粉糊は余分に作って保存しておいたもの。上生漆と良くブレンドして、
麻布張りには、ぼってりと塗って → 貼って → 布目をつぶすように塗り重ねます。
和紙貼りは均一に塗って → カンを働かせてそっと置いて → 引っ張るようにして置いていきます。皺が寄っても一発勝負です → 円周部分を良く押さえて → はみ出した漆を拭き取ります。和紙貼りはこの段階では上塗りはしません。たぶん、皺がいい感じで残ります。