「護法善神」の塗り(その2)
2016年12月13日 | 工房日記 | Comment(0)
2016/12/13
今日のメインテーマは、「護法善神」の上塗りです。その前に、NHK/BSの旅番組「世界街歩きーアイルランド偏」を紹介しますね。
まず、我が家の朝食風景です。
ここは、アイルランドの南部のキルケニーという都市です。ハーリングと言うスポーツが盛んだったり、
魔女狩りの伝説があったり、エルビスの祖祖父がこの街の出身だとか、ポテトが一番のごちそうだとかノスタルジックな街ですね。
「護法善神」の塗り(木地固め)は上々の出来です。毛羽立ちを落としてブラッシングします。
円空仏の本をもう一度借りたくてベイタウン・コアの図書館に行ったら、蔵書の交通整理で今週いっぱいお休みです。掲示板にはファッチオリのピアノの解説が張ってありました。
やはり、思うところがあって仏像の資料が読みたいので放送大学の図書館へ行きました。やはり、こちらの蔵書は桁が違います。「江戸の宗教美術」も含めて3冊借りてきました。
「江戸の宗教美術」は日本美術全集の別冊に当たります。一人5冊まで貸出期間は一箇月です。
「護法善神」の上塗りです。多量の漆は拭きそこなって溜まって固まったら処置なしなので、
少しずつ塗って拭きのばします。特に隙間の底や鋭角の部分には漆が届かないようにします。