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ところてん式模様替え
2016年11月23日 | 工房日記 | Comment(0)
2016/11/23
断舎利をして身軽になろうとしていたのに、ひょんなことから(人のせいにしないしない^^;)大物家具が舞い込んできました。どこに置こうか?考えたあげく、設置場所にあった収納箱を別のところに置いて、そこに置いてあった桐箱一式とFreeのテーブルを娘宅に引き取ってもらうことで一件落着です。ところてん式模様替えです。やった~~。
模様替えはお昼を挟んでやってました。いつもと記事稿の順序がちがいます。
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朝の記録を少しだけ。(このあと、いっぱい画像があるのです)
NHK/BSプレミアムで「桂離宮」を再放送していたので記録しました。最近では宮内庁のHPから参観予約ができるそうですが、以前は、一年に一度か二度の公開日に葉書で申し込むのでした。
この映像は今年の6月に放送されたものです。リニューアルされたあとの画像ですが、豊臣秀吉の時代の建築物としては、書院造りの真髄を極めていることはもちろんですが、新鮮でモダンです。この部屋↓には、ビロードのパッチワークと金箔のデザインが違和感がありません。
いたるところに、現代でも通用するようなモダンなデザインが施されています。
この↑文様は、和紙に雲母と黄土の練り込んだものを刷り込んだものと、それを反転したものです。下の画像は、前回修復作業をした時と同じ人が同じ方法で再現したものです。
桂離宮と月、切っても切り離せないコンビネーションですね。
今日の工房作業も少しだけ。でも、少ずつゴールに近づいています。