二人のお客様
2014/12/28
暮れも押し迫ってから、二人のお客様に来て頂きました。ひとりはランプ台座を挽いて頂いたUさん、もう一方は、このHPを作って頂いたWebデザイナーのTさんです。
Uさんは茨城県土浦市から。今日は6号線→16号線がスイスイで約束の30分前に到着、偶然駐車場に入れた私と鉢合わせ、よかった~~。
今日の目的は、ご自分で挽いた素材を拭き漆で塗るまでの段階を一緒にやってみることに。
お持たせの材は、ケヤキの小皿・栃材の花瓶・サクラ材の花瓶です。まず、ファインサンディングから・・・。旋盤上で#320まで仕上げたとのことなので、 3M Super Fine と Ultra Fineを使いました。
Uさんの手作り乾燥箱です。熱源はパネルヒーター、温湿度のコントローラーも付いています。
その乾燥箱に塗った後の作品の並べ方を想定問答(トレース)します。ただし実際は、持って帰る時の自動車内でのゆれがあるので、丸物は自宅で塗って頂くことに・・・。
実際の塗りは、私が昨日手掛けた「風の盆(L)」の上塗りをやってもらいました。まず、タンポ造りから → そのタンポを使って木端口 → 表面の順で
次に、ケヤキの小皿を生漆で木地固めをして頂きました。木地固めの最中から、非常に素直な漆の吸収具合です。きっと、いい仕上がりになります。
宝物を大事に抱えてお帰りになりました。
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少し時間があるので、ノルマの台座組み立てを、、、昨日ゼロだったので、今日は2台分です。
倉庫の所定の場所に収納です。
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お二人目のお客様は、2年半前、このサイトをデザインしてくれたTさんです。懐かしそうに漆器を見た後、ランプ類の試作品を見て、開いた口がふさがらないよう~~!な感じ。
相棒のSさんにも加わって頂いて、このサイトを発展的に拡大して「ランプ事業」も取り込もう!と言う相談に乗って頂いているところの図。
ほんと、横顔が理知的で頼もしい!とSさん。今日はそんな話じゃないんです!”実力も素晴らしいんです”ってば・・・。