木端仏(その1)
2016/08/14
今日のタイトルは、木端仏です。何日か前の工房日記でも紹介しましたが、檜の木の切れっ端を使った仏様です。円空仏の入門編に設定されています。
この仏様は、10月の初旬に行われる放送大学の文化祭の「木彫サークル」のブースに展示するものでして、2体/一人がノルマになっています。でも、私はまだサークル参加は4回だけ。仏像を最後まで仕上げたことがないので、手順が分からず戸惑っています。
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リオ・オリンピックの「錦織君」を観ちゃったので、早朝5時の朝焼けも見ちゃいました。
それからひと寝入りして朝食です。
今日は、じっくり木彫りに取り組むつもりなので、この際、サンドペーパーを交通整理します。
まず、馬のしっぽをファインサンディングします。
次に見本の木端仏と三角錐の木端を取り出して、デザイニングをしてみます。
この作業のコツは、「最初にノコギリを使うことです」と、先生から言われただけ。あとは、自己流です。でも、下から上に向かって彫っていくのは変わりません。そして私は、外形が決まるまでは彫刻刀よりも中型のノミを多用します。 → お昼は大好物のザルそばです。
この辺から、何投身の仏様にするか(なってしまうか)が決まってきます。縦横比が見本と違うので、同じような割合で彫ると、ちょっと太めで頭でっかちのスタイルになりそうです。
そこで、途中で首回りにノコギリを入れて、頭部を小さくしていきます。
それでも、まだ虚無僧みたいですね。この後、だんだん顔を小さくしていきます。いっぺんに
小さくすると、もう、もとには戻りませんから^^。