拭き漆工房うたせ
拭き漆工房うたせについて

馬のしっぽ

2016年08月12日 | 工房日記 | Comment(0)

2016/08/11

 

う~っむ、馬のしっぽは難しい!。ていうか、静物ではなくて動きのある小物は難しいのです。

 

今日は朝のメニューからアップします。

 

005 006 007

 

馬の画像を見ながら三角錐の木端に「しっぽ 」を書いて、しばらく考えてから取り掛かります。

 

008 009 010

 

糸鋸の兄貴みたいなのこぎりで贅肉をカットしていきます。

 

014 015 017

 

次に、昨日下塗りをした作品(靴型)と竹の大皿を塗る準備です。

 

018 019020

 

竹は、節があったり整列した木目がないので、いくら塗っても濃淡がでます。これはこれで、

またほかにない趣がありますね。杉材は案の定、どす黒くなりました。

 

024 025 029

 

午後からは、じっくり、「魚鼓」の共鳴箱の下地つくりをします。まずサランラップとテープで

ぐるぐる巻きにして、→ 共鳴箱の入り口を開けます。漆がほかの部分についてしまうことを防止するためです。一旦こびりついた漆は、削り取るしかありません。それも深~く。

 

次に、共鳴箱の底の広さに合わせて、檜のへらを作ります。

 

030 031 032

 

使う漆を作ります。昨日用意した「錆つけ漆」の素材に「地の粉」(珪藻土を焼いてから粉粒化したもの)をブレンドして、黒中漆を同量加えます。

 

034033035

 

いよいよ塗りですが、共鳴箱の底が深いので表面をきれいに整形できません。

 

037 038 040 041 046 049

 

残り時間で”馬のしっぽ”に再挑戦です。

 

051 052 053

 


ホーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>