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あれもこれも(中途半端)

2015年08月03日 | 工房日記 | Comment(0)

2015/08/03

 

 関東地方は5日連続の猛暑日です。水分補給と必要な範囲のエアコンは欠かせません。

 

この4月から在宅勤務みたいなもので、必要が無ければ一歩も屋外に出なくても済むのですが、そうもいかず、以前のアトリエの倉庫に部品を取りに、また自転車の部品探しに外出しました。

 

まず、朝食時のデジカメ遊びです。

 

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ベランダに日陰があるうちに、「別口大賀ハス」のランプ台座の塗装をします。

 

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次に、その「別口大賀ハス」の花弁に貼る2種類の和紙のテストピースを作ります。

 

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はい。”和紙あかり展”で見た両面張りにチャレンジしようと思って、水切りの良い方を表面に使おう!とする作戦テストです。(裏面は凹貼りなので水切りはムリかなとの判断から)

 

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色つき和紙は薄いのですが、繊維が複雑で切りづらい!。切り口もボワノワ。一方、いつもの和紙は厚くて手強いのですが、いがいと素直に引きちぎれました。表面はこちらに決定。

 

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次に、旧・アトリエ倉庫から持ち帰った部品は、コレ↓。同じ手法で35°リングVrを作ります。

 

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まずシェード骨組みの土台となるスペーサーを作ります。素材は、水道の水漏れパッキン。

中央の径をφ32mmに広げて、2枚重ね合わせてハンダ付け。 → バリ取り

 

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分度器で35°を作成、真鍮棒の先端6mmを部面に合わせて曲げます。

 

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そして、パルピ・ミディの製作治具を利用してハンダ付けをしていきます。

 

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中央のスペーサーとリブとの結合は出来たのですが、一番肝心なのはリングの位置決めです。

方法は、ノギスで丹念に高さを測って微調整、一番誤差が少ないところをマーキングします。

 

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完成です。30°Vrと35°Vrを比較してみました。高低差が約1cmあります。その分だけバルーンの位置が下に下がると言うことになります。

 

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次に、その2つのバルーン取り付け治具をお化粧します。

 

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[本日のおまけ] 昨日、息子の代から25年間つかっている自転車のブレーキ・ワイヤーが切れました。簡単に修理できると踏んでバラしたら、これが意外と手強くて大汗。部品を探しにホームセンターに出かけたのはいいのですが、あまりの暑さに中途半端で退散です。

 

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