大(台)は小を兼ねるか?
2014/10/25
昨日のおまけで、”新たに入手した素材を持ってUさんの工房へ飛んで行きたいなぁ~~”と、つぶやいていましたが、今朝方、私からお願いして、来週、素材とサンプルのバルーンを持ってお伺いすることとなりました。
で、気になる図面と現物を再確認したら、
台座の寸法は計算通りなのに、バルーンの寸法と形状がひとつひとつ異なることに改めて気が付いた次第。なにせ手作り品、風船を膨らませて和紙を多重に張るのですが、±5mmの誤差は織り込み済みです。その±5mmは、見た目でもこんなに↓違うのです。
下部リングの径はφ120mmで共通なんですが、立ち上がりの膨らみ(r)が違うと、台座の上端部にピッタリ密着しません。ちなみに、上の画像サンプルで下から2cmのところで5mm違います。次作の台座は、上端部の外径をφ160mm、内径をφ150mm、底辺をφ125mmとしています。
いずれにしても、一番大きいバルーンに寸法を合わせれば、それ以下のバルーンにも使える訳です。そもそもこの問題は、バルーンの製作QCの問題なんですが、この場合、誤差は許容できる範囲かどうかが問題なのです。
例えば、お兄ちゃんから学生服のおさがりを貰った場合、小さいのは問題外の外なんですが、大きくてだぶだぶでも、似合うかどうかが問題なのです。
とりあえず、昨日入手した素材と参考となる台座等を持って、Uさんの工房へ行きます。
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工房では、スプルースのまな板の上塗りをします。その前に、サンディングです。
使う漆は、摺り漆用生漆。それをポツンポツンと置いてタンポで円弧を描くように摺込みます。
本日の乾燥箱の様子
自宅に帰り着いたのは、丁度、正午。12:30に歯医者さんの予約があります。
上右側が私が住んでいるCPW、その向いはGP西の街。その1F角がサンライト歯科医院です。
この街、やたら横文字がはこびっています。
お昼は大好物のザル蕎麦でした。