ハンダの大盛り
2014/08/04
本日も仕事日。午後3時、工房到着です。
早速、昨日の続きから。IKLEA -KVAVEのホヤを取り囲む雪洞はあと2個ノルマがあります。
雪洞のスケルトンを8本作ったところで、飛び込み案件がありました。
一番最初の作品、ナウシカの飛行物体。フレームの下側の要の部分のハンダが外れたとのことで修理依頼がありました。1回目の和紙を貼っているさい中なので、ハンダをてんこ盛りして強度を稼ぎました。
ハンダ付けは、ハンダの融点の問題なのですが、それ以上に、ハンダ付けされる側の温度も大変重要です。冷えている時にハンダ付けをすると、見かけはハンダが乗っているようでも安心できません。初期のころの作品は気を付けなければなりません。
その飛び込み案件は、和紙が貼ってあるので水が使えません(融着を良くする薬品を洗い流す必要あり)。ペーパータオルでふき取って出来上がった修理品を持って、Sさんの工房へ・・・。
Sさんの工房内では、IKEA- KVAVEの雪洞に和紙をはっている際中でした。
型紙を利用して、和紙をフレームの幅より1cmくらい大きく切り取ります。→ 一枚ずつボンドで貼って行って → 一枚貼り終わったら筆で水を置いて行って → 引っ張りながら和紙をちぎります。→ フレームの稜線上にギザギザの和紙の切り口を利用して再度、接着させます。
”とんで火にいる夏の虫”とはこのこと、私めも、”物は試しと”和紙貼りにチャレンジです。
私の出来損ないをSさんが修復していきます。
そんなこんなで、残りのひとつはまた明日。Sさんの部屋の窓際は、さながら天日干し部屋。
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帰宅途中の美浜大橋で、妙な空模様をパチリ!
午後7時、この時期としては大変珍しく、富士山が垣間見えました。