
びょうぶ蝶番の仮付け
2020年06月11日 | 工房日記 | Comment(0)
2020/06/11
テストピースで練習していた「びょうぶ蝶番」をそのまま使って本番前の仮付けをしてみま
した。結論からするとこれで十分です。
前段では、屏風の外枠と同じ寸法の「びょうぶ蝶番」があればベスト!が答えだったのですが、そもそも屏風を設計するときは、規格寸法の「びょうぶ蝶番」に合わせて屏風の外枠を決めるのではないでしょうか。今回は後付けなので1mm分の余白分は良しとしました。
まず、商法の組子障子を出来るだけぴったりと重ねて、クランプします。
両端から等距離(18cmにした)の所にマーカーして使用済み木ネジで仮止めします。
表向きに90度開いたときの隙間は3mmくらい(蝶番の回転軸が見えます)。片や、逆方向
には120度くらいが精いっぱいで、1mm分の余白が緩衝してそれ以上は開きません。