サンプル到着
2014/09/20
最近、”デジカメの腕、上がったね!”何て言われると有頂天になって、接写撮影にはまってます。今朝の食卓から有頂天を2点、紹介します。コヒーに映ったランプと葡萄の汗!
和紙風船ランプの台座の製作に四苦八苦しているのはご承知のとおりですが、敵情視察とばかりサンプルを調達していました。それが昨晩届いたので、早速、調査開始です。
物はアジアンテイストな物。あまり期待していなかったのですが、目からウロコです。
インドネシア・バリ島のお土産品の流れをくむものか?シェルランプをオーダーしました。
何回か通関の度に開封された形跡があります。最後は、日本の取り扱い先が日本語のパンフレットとお近づきのしるしを入れてあります。
製品は25cmφの球形のシェルランプです。グラスファイバー製のボールに小さな貝殻が無数に埋め込まれたように接着してあります。重量は2Kgくらいかな?結構な重さです。
このサンプルを調達したのは、この↓ため。台座と五徳とスプリング付きソケットです。
電球の規格はE-12、いわゆる「なつめ球」ですが、このランプ、ハッキリくっきり照らす道具ではないので、いいムードを醸し出しています。そういわれれば、バリ島!!って感じですよね。
そうか!安定した板の上に乗せれば落ち着くかな?と図面を引きます。
それを工房に持って行って、早速、切り抜きます。型紙は4mmの板のつもりで重ねます。
そして仮置きしたつもりで、上下のリングを加締める3mmのビス・ワッシャー・蝶ネジを組みこんで実地検証したら、取り付け取り外しの際の手が入りそうにありません。
現在の状態では上下を手で掴めるけど、取り付ける手順は脚を台座に固定→上のリングにはランプのシェードが貼ってあるので指で掴めません。おまけに脚の高さが低いのです。
この辺で、頭をひと休みさせます。風船ランプ(S)のリング入れをご紹介しますね。
切り込みを入れて→ボンド付けをして→半分くらい潜らせて→小リングを掴んで持ち上げます。
最後まで小リングを左手のヒトサシ指でホールドしたまま、折り込んで押さえ続けて行きます。
12φの大リングに固定用のビスを取り付けます。まず、小リングの塗料を落として→作業板に3mmのガイド孔を開けて→ビス・ワッシャーを固定して→ハンダ付けをします。
完成して(蝶ネジを組み込んで)確認したら、やはり指が入りません(電球交換が出来ない)。
あえなくこの考えも、ボツ!。サンプルとして購入したシェルランプの台座に載せたら、”ありゃ!スッキリくっきり”このイメージが欲しいな!と、またまた試行錯誤が始まるのでした。