「もったいない」と「いただきます」
2014/09/25
本日の書き出しは、「もったいない」と「いただきます」についてです。工房日記とは関係ないのですが、友人から回覧されてきた文章の一部を紹介します。皆様にもおすそ分け・・・。
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翻訳不可能な「もったいない」「いただきます」 日本語の語彙は世界一
「もったいない」という語の概念は、世界の、どの言語にも該当語がなく、翻訳不可能だとされ、世界中の350言語をも超える外来語を借用し、50万語強も収録するオックスフォード英語辞典にさえも、載っていなかったので、ケニアの環境担当大臣だったマータイ女史が国連演説で、この日本語を環境保全の合言葉として取り上げたのは、数年前のことでした。
今や「モッタイナイ」は、レデュース、リユース、リサイクル、リペアーの4R(四つの言葉)を一語で表す「自然やモノに対する敬意と愛の意思を込めた素晴らしい日本人の言葉」として世界語となったのです。
同じように外国語に訳せない伝統的価値観に根ざす和語に「いただきます」があります。ビジネスの場で、この言葉について、動植物や自然界の全ての恵みである“食材の命を頂きます”という八百万(やおろず)の神に捧げる感謝の言葉からなっていることを説明しますと、他国の人達は敬意と羨望の念を表してくれます。万物に神霊が宿るという神道の源流は、縄文人やそれ以前の旧石器時代の原始日本人による大自然との調和の精神にまで遡るようです。
このように日本語には伝統的語彙が多く残存しており、「日本国語大辞典」には、英語と並ぶ50万項目以上の語彙が収録されています。英語の場合、他言語の借用が多いので、日本語こそ、自前の語彙を大量に持つ“世界最大の言語”だといえましょう。
文責・上田和男(こうだ・かずお)
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今日の空模様も、不安定。すこしでも安定している時を使って”野のススキ”を頂きに行きました。このまま朽ちちゃうのは「もったいない」ので(勝手な理屈)、八百万の神様に感謝して手折ってきました。「いただきます」。
朝早く人気のないアトリエでディスプレイの最終調整です。
この名無しの木の実は、カミさんが散歩の途中で拾ってきたものです。念のため・・・^^。
今回の展示会のテーマは、「器」です。
午前中にもう一件、用事を済ませます。
「しょいか~ご習志野店」の月末チェック日でした。
午後1時半、㈱千葉経済開発公社さん(ACMの大家さん)と打ち合わせです。
美浜区高洲のショッピングセンターの2Fです。金土クラブの成果報告と今後のギャラリーの
使用方法等打ち合わせをしました。
工房では、またまた新しい試みに挑戦。市販のプラスティック・ボックスにセンサーライトを組み込んでみました。道具は、古いハンダこて??。
はい、人をセンサリングする丸い穴を2か所に開けたのです。
プラスティック・ボックスに業務用の幅広マスキングテープを貼りつけます。この業務用のマスキングテープは、住宅のリフォームなどの時、壁紙の上に直接貼って使うものだそうです。
適度な粘着性があって、ちょっとずれても簡単に修正できます。→ エンディング処理です。
手持ちの道具で作ったので完璧ではありませんが、真鍮棒でフレームを作ることに比べればコスト・パーフォーマンスは、比較になりません。もっと洗練すればクオリティ感を上げられます。
[本日のおまけ] 残り時間を有効に使ってピラミッドランプの型紙作りを・・・。