パリッと乾きません
2014/02/02
立春までまだ間があるのに、今日はぬるい一日でした。このぬるさが昨日からあれば良かったのに!って、乾燥室が言ってました。
工房にたどり着いて最初にしたこと。一番気になっていた乾燥室の温度と湿度のチェックです。
Very Good!!
でも中の作品類を手で触ってみると、まだ、しっとりとしていて、パリッと乾いていません。
あまりの数の多さに温度と湿度の質量(ボリューム)が足らなかったのではないかと思います。
このまま、もう一日置きます。(この項後述。先に工房にたどり着く前までを記録します)
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今朝一番は早朝テニスの練習会です。場所は、宮野木スポーツセンター。近くに高速が走っていて、東関道と京葉道路が分岐するジャンクション(渋滞の名所)のある場所として有名です。
このテニスコートで練習した後の楽しみは、近くにあるパンの製造工場の直販店に行くこと^^/
午前11時。今日はまだ売れ残っていました。やった~!。食パンの耳、大好物なんです。10枚入ってなんと50円!!。今日の夜食にはパンの耳を使ったキッシュと林檎パイがでてきました。
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てなわけで、工房では錆び付け漆を使ったバターナイフを先に進めます。何故かと言うと、錆びの中には上新粉糊の成分が入っているので、同じ時間でもパリッと乾くのです。
まず、糸巻の合口を鋏で落とします。小さな瘤はまだ残します。次に必ず空研ぎをして摺用生漆を手で直塗りします。複合した曲面を持った物は手で塗るのが一番感触がつかめます。
3本を直塗りして元の乾燥室へ戻します。