手塗りの感触
2014年02月03日 | 工房日記 | Comment(0)
2014/02/03
確定申告の期日が近づいてきたので重い腰をあげました。特に昨年は病院通いが多かったので医療費控除の資料作りが大変です。
午前中いっぱいかかって証憑と総括表の取りまとめが出来たのですが、限界です。目が疲れたので散歩がてら郵便局へ。この街かど、光と影と明るい色合いが春を演出しています。
街角と言っても我が家の下が花屋さんなんです。春があるのが当たり前ですよね^^;
では、我が家の春をどうぞ!!ダイニングの窓辺のミニプランターに雑草が力強く咲いてます。
(本当はちゃんとした名前があるんでしょうけど、忘れちゃいました)
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こんなにいっぱい乾燥室の中に入っていました。完成したものとそうでないものとに分けます。
タモ材の子供用椅子は自宅で組み立てです。バターナイフはラッピングします。
糸巻の結び目を落とします。でも、まだ小さな結び目は残したまま・・・。
今日塗るものは、バターナイフ23本・注文ナイフ等・それと「風の盆(S)」の残りの3枚です。
「風の盆(S)」はこんな感じで重力を利用します。
今回の作業で思わぬ収穫です。それは、手塗り。手のひらや指先の方が形状を感じやすいことが改めて分かったのです。おまけに漆の伸び具合も直感できます。
バターナイフには、黒艶消し漆と摺用生漆と錆びのブレンドしたものを塗り付けてすぐに拭き取ります。ぐずぐずしていると糊の成分が入っているのでこびり付いちゃいます。
画像では分からないかもしれませんが、お肌がつやつやになってます。 → 乾燥室の様子。