拭き漆工房うたせ
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アラカルト編(その2)

2024年12月20日 | 工房日記 | Comment(0)

2024/12/20

 

 前回は半月盆のクリーンアップでした。大小2枚セットが4組ありますが、そのうち4枚に立ち上がり部分と底板とのはく離があります。目釘も浮いているし長年使用していて、もう、永久変形しています。この浮いた部分に地の粉入りの下地剤を埋め込んですき間を塞ぎます。

 

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下地剤が乾いてから他の4枚と合わせて、繋ぎ部分の内側と外側の縁部分に生漆を載せます。使う道具は焼き鳥の櫛2本、そのうち一本は内側のカーブに合わて焼いて→水締めしてあります。

 

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塗っては→しばらくして拭き取って最後にそのウエスで全体を拭います。どうしても指の跡とか

漆が飛んでいたりするので拭き取りは肝心な作業です。

 

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