うるしのかたち展
2024年08月19日 | 工房日記 | Comment(0)
2024/08/19
東京芸術大学の前身である東京美術大学が創立されたとき(明治21年)、4つの学科のひと
つに漆芸科がありました。以来めんめんと135年に渡って漆に関する専門的な教育を行ってきたのが、東京芸術大学漆芸研究室であり、その研究成果を2007年以来公開しています。
その研究成果の集大成である「うるしのかたち展2024」に行ってきました。場所は上野の森の中、芸大の美術館の施設のひとつ「陳列館」でした。そこには一般の漆器とは程遠い、漆を使った芸術作品が静かに並んでいます。出展者は名誉教授・現教員・大学院生・学生・留学生です。
まず会場の雰囲気と増村紀一郎の乾漆葉盤「おだまき」と三田村有純の作品を紹介します。
その他の方々の作品もひとつとして同じ作風はなく、漆芸の奥の深さを感ずるばかり。
芸大美術館の一角にスーベニール・ショップがあって関係者の作品が展示販売されています。
最後の画像は、上野の森に来たら必ず立ち寄る上野駅近くの十割蕎麦「喜乃字屋」の半天丼
そばでした。¥850.- 満足度100点、お勧めです。