拭き漆工房うたせ
拭き漆工房うたせについて

アラカルト編

2022年08月30日 | 工房日記 | Comment(0)

2022/08/30

 

  この二日間いろんな手法でアラカルトな仕事をしてました。アラカルト編日記のレジュメは、①「しょいか~ご千葉店」の作品補充②自家用陶器の金継ぎ加工の初日③明治時代の黒本塗り鉢の金繕い加飾④アコワゴ裏側の布張りの順です。

まず①「しょいか~ご」ですが一週間に一度は交通整理に行きます。手に取って品定めをしたあと元の位置に戻さないケースが多くて、交通整理をしながらお客様とおしゃべりをしてきます。

 

IMG_2323 IMG_2324 IMG_2325

 

②自家用陶器(カミさんの作品)の金継ぎ加工の初日です。この↓ように欠片がちゃんと残っている場合は、手間がかかりません。ノリ漆を作って張り付けて2週間くらいほっておきます。

 

IMG_2326 IMG_2328 IMG_2330

 

頂き物の③明治時代の黒本塗り鉢は、高台部分の金繕いが終わって表側の金繕いに入ります。

 

IMG_2331 IMG_2335 IMG_2336

 

アコワゴの裏側は加工傷だらけ。タイヤ部分が飛び出ているのでカンナ掛けができません。

一計を案じて、まず傷跡を地の粉入り下地剤で補修して→表面を整えて→麻布を切り出して

→ノリ漆を大量に作って→張り合わせ→残ったノリ漆で麻布の目を埋めていきます。

 

IMG_2339 IMG_2340 IMG_2342 IMG_2343 IMG_2344 IMG_2346 IMG_2348 IMG_2349 IMG_2350

 


ホーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>