急須の蓋の金継ぎ(その3)
2022年02月24日 | 工房日記 | Comment(0)
2022/02/24
急須の蓋の金継ぎは下地造りで難渋しています。手間がかかることは承知しているのですが欠けている部分を盛り上げるのに漆を塗っては乾かしを3回やっても1mmも盛り上がりません。
一度にぼてっと漆を置くとチジミ(外は乾いて中は生=皺が寄る)となって、やり直し!。
一度皺が出ちゃったので途中からやり直しです。漆を置いた後は画像のように2本の桟の間にはさみます(桟は輪ゴムでくくってある)。30分ごとに10度くらいずつ角度を変えて乾かします。