節目を境にして
2018年01月31日 | 工房日記 | Comment(0)
2018/01/31
「いちょう」の木は導管(いわゆる木目)がないせいか、純目と逆目が定かではありません。
今手がけている材では、節目の向こう側とこちら側とでは流が変わっているので、勢いよくカンナを進めたら、向こう側がバリバリになりました。やりずらいこと、この上なし。
この画像では、上のバリバリを逆からノミをいれたら、節までが純目でした。
朝の記録です。
まず節目を電動ノミで落とします。室内での作業、木屑が飛ぶのでゴミ袋の中でやってます。
ノミもうっかりすると深掘りになるし、カンナ掛けも途中で止めるって難しいんですよね。
いずれにしても深掘りの傷跡は手掘りのノミで消していきます。
昨日の上塗りの仕上がり状況です。
今日の塗りは「えんどう豆・トレー」に錆び付け漆を塗って表層をなめらかにします。