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節目を境にして

2018年01月31日 | 工房日記 | Comment(0)

2018/01/31

 

030「いちょう」の木は導管(いわゆる木目)がないせいか、純目と逆目が定かではありません。

 

今手がけている材では、節目の向こう側とこちら側とでは流が変わっているので、勢いよくカンナを進めたら、向こう側がバリバリになりました。やりずらいこと、この上なし。

 

この画像では、上のバリバリを逆からノミをいれたら、節までが純目でした。

 

 

朝の記録です。

 

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まず節目を電動ノミで落とします。室内での作業、木屑が飛ぶのでゴミ袋の中でやってます。

 

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ノミもうっかりすると深掘りになるし、カンナ掛けも途中で止めるって難しいんですよね。

いずれにしても深掘りの傷跡は手掘りのノミで消していきます。

 

026 027 030 032 033 034

 

昨日の上塗りの仕上がり状況です。

 

038 040 041

 

今日の塗りは「えんどう豆・トレー」に錆び付け漆を塗って表層をなめらかにします。

 

043 044 045 047 049 001


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