遠江の木喰仏
2016/12/08
持つべきものは、友達ですね~。
清水市のTさんが、”「浜松市博物館」で開催中の「遠江の木喰仏展」に行きたくても都合がつかないんだ~”って、つぶやいたら、浜松のYさんが”俺も興味があるし~~”てな感じで、うまく誘いに乗ってくれました。私はそんなイベントがあること自体も知らなかったので、おこぼれに預かるばかり。で、援護射撃して、”盗撮の撮り方はね・・・”とレクチャーしただけ。
そうしたら、12月4日(日)最終日に行って、決死の覚悟で撮った画像を送ってくれました。
時がたって一作日、”特別展のガイドブックが入手できたので、送ったよ~”とうれしい便り。でも、清水のTさん宅には昨日中に到着、我が家には、今日の午後便でも届かなかったので、ウジウジしていたら、夕方便で宝物が届きました。(この稿後段で)
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このところ朝の画像が自由すぎますね。
漆がどうもパリッと乾かないなぁ?思ったら、そうでした、電気座布団を忘れてました。
スス竹の上塗りをするのに、合わせ技で小型まな板と馬の親子の2度塗り目です。
午前中の残り時間は、「護法善神」の頭髪と足元のホジホジです。
午後一番で、やはり気になる大陶器市の漆器屋さんを覗きに行きます。で、やっぱり手ぶらでは帰りませんでした。根来塗りのペン入れ(おつまみ入れにも使えます)をゲット。帰宅してから早速掃除して塗りに入ります。根来塗の赤が強いので、黒中漆を強めに塗って拭き取ります。
夕方の便で「遠江の木喰仏特別展」のガイドブックが到着。これからじっくり読むのが楽しみです。木喰上人の作風は円空の対岸にいる!と言っても過言ではありません。ちょこっとだけ紹介しますね。木喰上人の歌に「まるまると丸くまるめよわが心」と言うのがあるそうですが、仏像も「まる」がモチーフです。
午後4時、夕焼雲を見ていてはた!と気が付きました。「護法善神」の頭髪もスパッと!!
やはり木喰上人と対岸にいるからには、エッジを効かせて逆立てます。