「魚鼓」と「馬」、塗りに入りました
2016年08月22日 | 工房日記 | Comment(0)
2016/08/22
台風9号がこちらに向かってきました。家の中から出られません。お陰様でじっくり漆塗りの作業ができたりして・・・^^/。
まず、朝の画像から。
さて、今日は「魚鼓」と「馬の親子」を塗るつもりで最後の見直しをします。まず、ルーペを取り出してバリ取り・傷の除去・彫り直しを行います。
サンドペーパーで玉の裏側もきれいにします。
そして両手に軍手をして(手の油が残らないようにして)、MicroFineで汚れ落としです。
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塗りは、黒中漆をテレピン湯で薄めて、木地固めから始まります。
「馬の親子」はしっぽから塗ります。しっぽの材は日本檜なんですが、本体はアラスカ檜の雑木です。節があったり前半分と後半分が接合されていたり、加工傷があったりして、よく見ると決して綺麗ではありません。
そうそう、 「魚鼓」の木槌はもう出来上がっているのです。紹介するのを忘れてました。
台風9号の経過報告と、
結果報告です。