北風と太陽
2016年02月10日 | 工房日記 | Comment(0)
2016/02/10
タイトルの「北風と太陽」は以前も使ったことがあります。たしか、その時はイソップ寓話の通り「太陽」の勝ちだったような気がします。今日は、北風(剛腕)に負けました。
昨日と同じ表現ですが^^、まずノルマの記録を残します。・・・。
北風は強いものの上着が吹き飛ばされないようにして、陽だまりでのサンディング。
サンディングが済んでから上塗りに入ります。その前に、杉材のはめ込み板を木地固め。
ラオスの松材は、黒中漆を手塗りします。
お昼は簡単にフレンチトースト。組子のガラス障子のフレームを再調整します。
敷居の下の溝に入る部分(約3mm)を落とします。片方はうまくいったのですが、もう片方は、経年仕様ですり減った部分があって鋸だけではダメで、どうしてもカンナが必要でした。
カンナの刃を少しだけ出して面出しをします。最後にもう一度サンディング。
次にフレームをオイルステインで塗ります。風が強いので缶に直接ハケを突っ込んで、
杉材は滲みこみが早いので、塗ったらすぐにウエスで拭き取ります。
でも、組子部分はそうもいかずに小まめに(少なめの量のオイルで)筆を入れるのですが、やはり細かい組子部分にはオイルが複合してしまい、全体に濃淡が出てしまいました。
なんとかかんとか一枚目を仕上げてベンチに↓。そうしたら、北風一閃、ふっとんじゃって、今日はこれまでとしました。
[本日のおまけ] イソップの寓話、第一話は、北風が帽子を吹き飛ばして勝つんですよね!