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三猿

2016年01月12日 | 工房日記 | Comment(0)

2016/01/12

 

 朝、何となく気配を感じて動き始めたころ、重い雲から雪が舞い降りてきました。やっと冬らしい天気になりました!、なんて喜んじゃいけませんね。毎日雪まみれの方々、ゴメンナサイ。

 

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今日ものんびり、仕事を始めました。昨日の塗りの確認です。すのこ型花台は、完成です。

 

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台座はまだ完成ではありませんが、ランプシェードと合わせてみます。ノーブルな感じですね。

 

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キャベツランプの①と③の葉っぱの最下段に和紙を貼ります。

 

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カミさんに言わせると、小学生の工作みたいで”面白みがない!”なんて言いますが、たしかに、もう少しお遊びが欲しいところですが、何事も基本がしっかりしていないと応用編が効きませんよね^^。

 

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お昼を挟んで②と④の葉っぱをハンダ付けしました。

 

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筒型ランプの台座は、シェードがノーブル過ぎるので手塗りでもう少し迫力を出します。黒中漆を手袋になすりつけて、それを台座に塗り込みます。そして手袋でとことん拭き取ります。

 

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[本日のおまけ] 正月飾りが取れたら、カミさん作の三猿が鎮座ましましてました。

 

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ところで、「見ざる・聞かざる・言わざる」の並び順に、”えっこれでいいの?”って感じで並べ直して、そして調べてみたら、両論あるんですね。東照宮の三猿は下の並びです。

 

三ざる

 

これって↑、どっちから見るのが正解なんですかね?。下の説明を読んだらますます??です。

 

東照宮の三猿は、ストーリー性のある8面の彫刻体になっていて、有名な三猿は第2面だそうです。3匹の子ザルがそれぞれ、耳・口・目を塞いでいて、「子供の時は、世の中の悪いことを見たり、聞いたり、言ったりしないで、素直なまま育ちなさい」との格言だそうです。


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